早期発見をすすめる理由
当院が、腫瘍やがん細胞の早期発見を薦める理由をご紹介いたします。
日本人が死亡する最も多い原因とは、がん(悪性新生物)と言われております。日本人の3人に1人ががんで命を落しており、そのうちの40~60代の中高年の方が40%を占めているという報告がありました。また、2012年の厚生労働省の調査で、遠い未来を予測すると2人に1人ががんに罹るとされています。日本は世界的に見ても胃がんが多く発生する国です。がんの部位別死因では1998年から肺がんが第1位となっていますが、それまでは胃がんが第1位でした。早期発見ですぐにがんを刈り取れば、病気が進行するリスクも最小限に抑えることができるはずです。
早期発見ができる選択肢といえば、「検査」です。検査の種類として血液検査以外に、以下のものがございます。
バリウム検査は、一定の年齢(40歳代以降)の中高年の方を対象に健康診断などで検査をしますが、よほど精密な検査でない限り、胃がんの早期発見は非常に難しいものと考えます。
また、CT検査やPET-CT検査に関して内視鏡検査と大きく違う点は「ある程度進行して肥大化してしまった病変を発見する」ことです。従来の検査よりも、内視鏡検査はかなり早期の腫瘍やがんを発見できることが優れています。
体調にあきらかな異変が現れる前に、一度検査にお越し頂くことをおすすめいたします。