ご予約お問合せ 011-852-3181
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日･祝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:00～12:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | ｰ |
| 13:30～17:30 | ｰ | ○ | ｰ | ｰ | ○ | ｰ | ｰ |
| 13:30～18:30 | ○ | ｰ | ○ | ○ | ｰ | ｰ | ｰ |
※△…土曜日は13:00までの診療となります。
ピロリ菌の正式名称は「ヘリコバクター・ピロリ」と言います。胃の粘膜に生息しているらせん状の菌で、一度ピロリ菌に感染してしまうと、除菌しない限り胃や十二指腸の中を荒らす悪い菌です。胃の粘液を減らし続け、壁を傷つけることで、胃炎や十二指腸潰瘍を発症させるリスク要因を起こす原因となります。
はっきりとした感染経路はわかっていませんが、ピロリ菌が好機な繁殖場所として井戸などに棲み付きます。感染が確認されるそのほとんどが小児を占めており、井戸水を飲んだ親や家族からの経口感染が原因として考えられています。
ピロリ菌は胃がんの大きなリスク要因の1つと言われているのはご存じでしょうか。慢性胃炎を起こし、治療が長引くと胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因にもなる恐れがあります。慢性胃炎がさらに長引くと胃がんの原因にたどり着く可能性があるので早めのピロリ菌の除去をお勧めいたします。
ピロリ菌は必ず感染者全員がこのように胃がん発症につながることはありません。しかし、慢性胃炎の自覚症状はほとんど感じられない為、無症状のまま経過を過ごした結果、胃がんを発病してしまうこともあるのがこの菌の恐ろしいところです。
ピロリ菌に感染している胃は、萎縮性胃炎を発症します。
当院は、血液検査、尿検査、便検査、呼気検査、生検組織の採取による検査のいずれかを使用してピロリ菌感染の有無を確実・正確に検査をする他に、実際に内視鏡で胃壁を確認し、ピロリ菌の感染している部分をモニターで確認します。
通常胃はピンク色の胃壁でつくられておりますが、胃の血管が薄くなり、血管が浮き出て見える、ひだが太く蛇行した状態になる、胃内に小隆起である黄色い腫瘍がみられるなど様々な症状が出てきます。
体調が悪くなると細胞が異常繁殖し、胃腸の粘膜の上にポリープとして形成されます。通常ポリープは「良性」の突起物であり、直接ご自身の身体に悪さをすることは少ないです。悪化してがんになるのは腫瘍といわれており、良性の腫瘍を治療せずに放置して、それが悪化し悪性腫瘍になります。
しかし、ポリープの中でも、がん化してしまう可能性があるものも存在します。
胃の粘膜にできるポリープで、主に
「腺腫性ポリープ」「過形成性ポリープ」「胃底腺ポリープ」
の3つがあります。
そのうちの「腺腫性ポリープ」と「過形成性ポリープ」は、
がん化する恐れがあります。
大腸の粘膜にできるポリープで、主に
「腺腫性ポリープ」「過形成性ポリープ」「炎症性ポリープ」
の3つがあります。
そのうちの大腸ポリープの大半は「腺腫性ポリープ」で、
がん化する恐れがあります。
ポリープはすべてが「良性」とは限らず、がん化する恐れのあるものもございます。放置せずに一度内視鏡検査を受けることをおすすめします。
